いくつか方法があるのですが、「ファームウェアをダウングレードしてから認識させる方法」については、以前の記事「etrex 30x 日本語化」に書きました。
今回は「地図ファイルを加工してから認識させる方法」 についての覚書です。
内容に入る前に、それぞれの特徴を整理しておきます。
・ファームウェアをダウングレードしてから認識させる方法
地図更新の度にファームダウン→地図認識→ファームアップが必要
欠点:設定がいろいろとリセットされてしまう。
・ 地図ファイルを加工してから認識させる方法
地図更新の度に地図ファイル加工→地図認識→地図ファイルの置き換えが必要
欠点:バイナリエディタを使った加工が必要。
ファームアップ後に好みの設定に戻す手間を考えると、バイナリエディタを使った加工の方が楽なので、現在はこちらに落ち着いています。
(1) 最新ファイルの入手
https://osm-for-garmin.org/downloads/
・日本ー等高線有ーUTF8を選択しダウンロード
・圧縮ファイル内のgmapsupp.imgを取り出す
(2) ダミーファイル作成
・gmapsupp.imgをgmapsupp.orgにリネーム
・gmapsupp.orgをコピーしてgmapsupp.imgを作成
・gmapsupp.imgをバイナリエディタ(例:BinaryEditor Stirling)で開く
・「E9FD13000480」を「A40313000480」に全置換
→ユニコードをシフトJISに変えている
(3) ダミーファイルの転送
・microSDをetrex30xから取り出し、カードリーダ(USB2.0以上の規格)経由で接続
・gmapsupp.orgと(2)で編集したgmapsupp.imgをmicroSDカード内のGarmin下にコピー
・microSDをPCから取り外し、etrex30xに装着
(4) OSMの認識
・etrex30xの電源を入れる
・地図を表示(gmapsupp.imgを使用すると文字が表示されない地図となる)
→屋外などでGPSを捕捉させないと、現在地付近の地図が表示されない
・etrex30xの電源を切る
・etrex30xをPCに接続し、gmapsupp.imgを削除
・gmapsupp.orgをgmapsupp.imgにリネーム
・etrex30xをPCから取り外す
・etrex30xの電源を入れる
・地図を表示(UTF8の地図が表示され、地名などの文字が表示されるようになる)
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